2012年

12月

15日

2012年第一回日本トレーニング指導者学会大会

2012年12月15日に大阪学院大学で開催された、日本トレーニング指導者学会大会に下河内研究室メンバー、関西医療大学内田先生、大阪体育大学女子ハンドボール部の楠本監督とキャプテンである藤通さん、そして油谷浩之氏らのスマートストレングスのグループで参加し、合計11題の研究発表を行いました。

 

今回発表した内容は、大阪体育大学ならではの、まさに、スポーツやトレーニングの実践現場と研究室のコラボという形の研究内容で発表しました。今後も、本研究室では基礎的研究も進めていきながら、このようなスポーツ実践現場に密着した研究活動も活性化していきたいと思います。

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延世大学との大学院国際学術交流会に参加して

 2017228日から33日にかけて韓国ソウル市にある延世(よんせ)大学にて、本学と延世大学が、大学院国際学術交流を行った。参加したメンバーは、下河内洋平教授と本学大学院生5名、および、延世大学からは、体育学科長や大学院スポーツ医学・アスレティックトレーニングプログラム長、そしてIntegrative Sports Science Research LaboratoryISSRL; 日本語直訳:統合スポーツ科学研究実験室)の実験室長を務めるDr. Sae Yong Leeおよびその大学院生15名であった。延世大学は、2015年から2018年までの間、世界に9か所あるIOC Research Center for Prevention of Injury and Protection of Athlete Health(日本語直訳:傷害予防とアスリートの健康保全のための国際オリンピック委員会研究センター)に認定され、同じスポーツ医学の分野で研究を行っている下河内研究室と、合同の研究発表会や、将来的な研究コラボレーションの話し合いなどを行った。

 

 

初日は合同研究会を開催し、それぞれの大学院生が取り組んでいる研究の発表を行った。あいにく、Dr. Leeはトラブルのため米国から帰国することが困難となり、Skypeでの参加となった(写真)。本学からは5演題、延世大学からは3演題の研究発表が行われ、3時間にわたって活発な議論が行われた。2日目は、ISSRLにて、延世大学の大学院生により、経皮的電気刺激装置を用いた足部内在筋の筋活動を学習させるバイオフィードバック法の紹介があった。研究の興味が似ている本学大学院生の小村祐介氏は非常に興味深く手順を学んでおり、熱心に議論を行っていた。また、修士論文において、肩関節の投球障害に関してバイオメカニクス的実験を行った私の方からも、3次元動作解析のための反射マーカーの取り付け方や、関連文献の紹介などを延世大学の大学院生に行った。その後は、延世大学大学院生の案内により、大学のキャンパス、研究設備、トレーナールームやトレーニングルームなどの見学を行わせていただいた。韓国で2番目に大きなキャンパスを持つ延世大学には、大学院生を含め約4万人の学生が在籍している。そのため多くの施設や研究棟が広大なキャンパスに点在しており、驚くことに、施設見学を行うためには、キャンパス内を自動車によって移動する必要であった。最終日は、延世大学の大学院生の案内により、ソウル市内の街並みや朝鮮王宮内を見学し、韓国の歴史や文化に触れさせていただいた。

 

 

今回の大学院国際学術交流を通して、延世大学の大学院生の研究へ取り組む姿勢や英語力を肌で感じることができた。延世大学の大学院では、研究発表や論文執筆を全て英語で行っている。普段から英語に接する機会が多いことからか、本学から参加した大学院生よりも、延世大学大学院生は、今回の合同研究会での質疑応答にもスムーズに受け答えをしていた。学術界のコミュニケーションは、英語で行われることが多く、英語力が高いということは、自身の研究や考えを世界の人たちへ発信することがより可能となる。今回の国際学術交流に参加したことにより、外国の研究者たちともスムーズな議論が行えるように、英語をより身近なものにしたいという気持ちが強くなった。また、研究室内だけでなく、学外や外国の人たちとも研究について議論することで、より視野が広くなり、自分自身の研究を深く考えることが出来るようになると実感することが出来た。今回得られた貴重な経験を、今後の研究活動や研究室の活性化につなげていきたいと考えている。最後に、韓国滞在中、手厚く歓迎して下さった延世大学の皆様に記して感謝の意を示したい。

 

 

                                   大学院助手 桒野聡